鹿児島県南種子町で「種子島宇宙芸術祭2025」が2025年11月8日〜24日の土日祝に開催され、18時〜22時の夜間に世界各国で活動するアーティスト21組による31作品(パフォーマンス含む)が公開されました。テーマは「予感」、スローガンは「未知と出会いに」です。会場は町内4カ所で、JAXA種子島宇宙センターも含みます。
展示は、宇宙を題材にした表現と種子島の自然環境を重ねる構成で、宇宙ヶ丘公園ではパフォーマンスを含む11作品に加え、音楽・ダンス・トークなどのステージイベントや飲食屋台、グッズ販売が行われました。JAXA種子島宇宙センター屋外エリアでは、ライトアートを音響体験とともに巡るナイトツアー「Art and Audio『Momentary scapes(瞬間に宿る永遠)』」を実施し、1日3便(18:00–20:00、19:15–21:15、20:30–22:30)で運行しました。機材グレード別に料金を設定し、プレミアム3万円(各便1名限定)、Sコース1万円(各便1名限定)、Aコース4,800円(税込)としました。
千座の岩屋では、投映機器MEGASTARで約1000万個の星を映す「スーパープラネタリウム星の洞窟」を2回実施し(11月22日23:50〜25:00、23日24:20〜25:30)、料金は3,500円(税込、小学生以下無料)でした。宇宙科学技術館では衛星「だいち」などをモチーフにした映像・インスタレーション等11作品を展示し、入場は無料としました。主催は種子島宇宙芸術祭実行委員会で、南種子町などが共催、JAXAが協力しています。
同芸術祭は、宇宙センターを抱える地域特性を背景に、科学技術と文化・芸術の接点から宇宙を捉える場づくりを掲げており、夜間開催と音響ツアーのような鑑賞設計を含め、今後も地域資源と連動した来訪動機の創出が焦点になりそうです。
